Google Search Console Team から『小さな資料室』の毎月の閲覧数が送られて来て、大変興味深く、参考になります。
『小さな資料室』の資料の中で今までに多く見られていたのは、「ナイチンゲール誓詞」や明治5年の「学事奨励ニ関スル被仰出書(学制序文)」などだったと思われますが、今年(2024年)に入っての状況は以下のようになっています。
〇今年1月に閲覧数の多かったのは、王羲之の「蘭亭序」646、白秋の「からまつ」432、「千曲川旅情の歌」377、などとなっています。
前月よりクリック数が増えたのは、山村暮鳥の詩「風景」+140、「王羲之の蘭亭序」+135、芥川龍之介の詩「相聞」+111、などです。
その他、「志賀直哉の電車事故」、啄木の詩「飛行機」、正岡子規の「水戸紀行」に検索が多かったと出ています。
また外国でも、アメリカで25回、台湾で23回のクリックがあったというのも、興味深いことです。
〇2月に閲覧数が多かったのは、王羲之の「蘭亭序」497、「千曲川旅情の歌」412、鉄幹の「人を恋ふる歌」386、などで、前月よりクリック数が増えたのは、鉄幹の「人を恋ふる歌」+203、横井也有の「歎老辞」+92、唱歌「児島高徳」+77、となっています。
その他、王羲之の「蘭亭序」、「千曲川旅情の歌」、白秋の「からまつ」に検索が多かったと出ています。
また、芥川龍之介の「「森先生」「夏目先生」」に出て来る「老辣無双」という単語も検索されたとあります。
また外国でも、アメリカで30回、台湾で29回のクリックがあったそうです。
〇先月(3月)閲覧数が多かったのは、「千曲川旅情の歌」526、「蘭亭序」436、白秋の「からまつ」411、で、上昇率の多かったのは、「千曲川旅情の歌」「山笑う」「山桜の歌」となっています。
その他、山村暮鳥の詩「風景」の「いちめんのなのはな」、唱歌「朧月夜」、藤村の「小諸なる古城のほとり」も前月よりクリック数が増えたとあります。
また外国でも、台湾で61回、アメリカで51回のクリックがあったそうです。

このホームページ『小さな資料室』に載せてある資料が少しでもお役に立てば、こんなうれしいことはありません。

管理人より

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